以前、「IIJmioひかり」の「IPv6 IPoE」接続を行う、「IPoEオプション」をご紹介いたしました。
その「IPv6 IPoE」が開通したので、速度を測ってみました。
IPv6ネットワーク経由で接続しているかを確認
速度を測る前に、IPv6ネットワーク経由で本当に接続出来ているかをまず確認します。
確認する方法は簡単で、IIJmioのサイトに訪問して、IPv6用のアイコンが表示されていることを確認するだけです。アイコンはサイトの右上に表示されます。
アイコン右側の部分が紫色の背景で、「via IPv6」と表示されていれば、IPv6ネットワーク経由で接続できていることを示します。
アイコンについての詳しい説明は、「IIJmio:IPv6の普及・促進」のページに記載されています。
他のサイトでも、IPv6接続の成否を確認することができます。
IPv6の接続を確認できるサイト
IPv6接続の成否を確認する箇所
www.iij.ad.jp
IPv6 test – IPv6/4 connectivity and speed test
test-ipv6.com
ipv6test.google.com
IPv6 とは?| OCN
ismyipv6working.com
Is my IPv6 working?
IPv6対応 – medicalsystems
KDDI株式会社――Designing The Future
【公式】NTTPCコミュニケーションズ
NTT Com | IP version 6 | IPv6 Check
IPv6速度計測
「IIJmio IPv6スピードテスト」で計測しました。下りのみとしています。
使用ルーターはPR-500KIです。
朝(7時頃)
昼(12時頃)
夜(21時頃)
速度比較表
今回計測した「IPv6 IPoE」の速度と、以前計測した「IPv4 PPPoE」速度を比較してみました。
下り | 測定サイト | 朝(7時頃) | 昼(12時頃) | 夜(21時頃) |
---|---|---|---|---|
IPv6 IPoE | IIJmio IPv6 スピードテスト |
535.5 | 521.17 | 489.73 |
IPv4 PPPoE | USEN | 36.15 | 24.834 | 7.105 |
BNR | 129.34 | 79.01 | 14.60 | |
speedtest.net | 217.63 | 294.32 | 29.91 |
※単位は全てMbps
「IPv6 IPoE」の方が速度が上という結果になりました。また、安定しています。
まとめ
- IPv6ネットワーク経由で本当に接続出来ているかを確認する。
- 「IPv4 PPPoE」より「IPv6 IPoE」の方が速度が上という結果になった。
実は「IPv6 IPoE」の開通直後に「USEN」、「BNR」、「speedtest.net」で計測したのですが値に納得がいかず、「IIjmio」に問い合わせしました。その後、「IIJmio IPv6スピードテスト」で計測しなおしました。記事も作り直しています。
公式の値の方が信頼性が高いと思い、「IIJmio IPv6スピードテスト」の値を掲載しています。
ですが、今回の結果はあくまで私の環境で計測した結果です。回線速度は使用しているルーターや地域によっても違うようなので、「IIJmioひかり」の「IPoEオプション」を検討されている方は、参考程度に止めておいた方が良いと思います。
コメント