以前、フレッツ光を転用した「IIJmioひかり」についてご紹介いたしました。
その「IIJmioひかり」が、「IPoEオプション」というサービスを開始したようなので早速申し込んでみました。
「IPoEオプション」とは
「IPoEオプション」は「IIJmioひかり」、「ビック光」のオプションサービスで、「IPv6 IPoE」接続を可能とするものです。
対応する機器があれば「DS-Lite」によりIPv6、IPv4の両方の接続環境を利用することができます。
「IPv6 IPoE」についてや「DS-Lite」に対応する機器に関しては、下記のリンクから詳細な情報が得られます。
注意する点
「IPoEオプション」を申し込む前に、注意する点があります。
- 使用しているルータが「IPv6 IPoE」接続に対応しているのか。
- オプションの申し込み後のキャンセルはできない。
- オプションの変更手続きは同月内に1回のみ可能。
- オプションの利用開始月内に解除を行うことはできない。
「IPv6 IPoE」接続のメリット
「IPv6 IPoE」接続のメリットについてまとめてみました。
- 混雑していない回線へ接続できる。
- 従来の「PPPoE」接続での帯域制限から解放される。
- 理論上、回線のスペック上限まで利用できる。
- 回線速度の安定と上昇が期待できる。
「IPoEオプション」を申し込んだ理由
私が「IIJmioひかり」の「IPoEオプション」を申し込んだ理由は下記のようになります。
- 「IPv6 IPoE」でインターネット接続をしてみたい。
- 最大2ヵ月0円キャンペーンを行っているので試してみたい。
- 回線の高速化をはかりたい。
特に現状の回線速度に不満を持っているわけではないのですが、「IPv6 IPoE」の接続によってどのくらい速くなるのか試してみたくなり、申し込んでみました。
フレッツ光を転用した「光コラボ」については、概ね回線速度が遅いと言われていますが、地域によってやはり違うようです。
「IIJmioひかり」の混雑の理由については、下記のリンクから詳細な情報が得られます。
料金など
現在、「IPoEオプション」の料金などは下記のようになっています。
初期費用 | なし |
---|---|
月額料金 | 800円(税抜) 2016/5/31までの申し込みで最大2ヶ月無料 |
※2016年4月21日現在
- 最大2ヵ月0円キャンペーンを2016/5/31まで行っている。
- 0円キャンペーンにより利用開始月を含む最大2ヵ月は月額利用料はかからない。
- 利用開始月はサービスが利用可能な状態となった日を含む月となり、利用がない月であっても、月額利用料の支払いが発生する。
申し込みと利用までの流れ
「IPoEオプション」の申し込みと、利用までの流れは下記のようになっています。
「IIJmioひかり」と同時に申し込む場合
- 「IIJmioひかり」の申し込み時に、「IPoEオプション」を選択する。
- 「IIJmioひかり」の回線工事が実施される(IPoEオプションは光回線の開通と同日に利用可能)。
- 機器の設定を行う(IPv4、「DS-Lite」での接続の場合)。
「IIJmioひかり」を既に利用している場合
- IIJmioの「会員専用」ページから申し込む。
- 完了メールの通知が来る。
- 機器の設定を行う(IPv4、「DS-Lite」での接続の場合)。
「IIJmioひかり」と同時に申し込む場合、既に利用している際に申し込む場合、どちらのケースでも「IPv6 IPoE」の接続設定は特にないようです。
「IPv4」の接続においては、「DS-Lite」での接続、またはメールに記載されているIDとパスワードで設定する必要があるようです。
私の場合は既に「IIJmioひかり」を利用しているので、「会員専用」ページから「IPoEオプション」を申し込みました。
後は完了メールの通知を待ち、「IPv6 IPoE」での接続を確認するだけになります。
「IPoEオプション」は申し込みから数日程度で利用開始となるようです。また、解除の際は手続きから3日程度で解約されるとの記載がありました。
「IPoEオプション」が有効になった場合、他の接続などはどうなるのか
「IPoEオプション」が有効になった場合は下記のようになるようです。
- 「IPv6 PPPoE接続」は無効となる。
- 「IPv6 IPoE」接続と「IPv6 PPPoE」接続を併用して利用することはできない。
- 「IPoEオプション」を解除した場合は、解除に合わせて「IPv6 PPPoE」接続機能が有効となる。
まとめ
- 「IPoEオプション」は「IIJmioひかり」、「ビック光」のオプションサービス。
- 接続は「IPv6 IPoE」。
- 「IPv6 IPoE」の接続設定は特にない。
- 対応する機器があれば、「DS-Lite」によりIPv6、IPv4の両方の接続環境を利用できる。
- 申し込み後のキャンセルはできない。
- 最大2ヵ月0円キャンペーンを行っている。
「IPv6 IPoE」接続が完了した際には、回線の速度を測ってみる予定です。
現在0円キャンペーンを行っているので、「IIJmioひかり」を利用している方で、「IPv6 IPoE」接続を試してみたい方は、「IPoEオプション」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント