無料A/Bテスト Juicer(ジューサー) DMPとA/Bテストで効果的なPDCAを
人工知能でWebサイトを分析して改善を提案してくれる、「Juicer」という面白そうなサービスを見つけたので利用してみることにしました。
「Juicer(ジューサー)」とは
分析する|無料A/Bテスト Juicer(ジューサー) DMPとA/Bテストで効果的なPDCAを
「Juicer」は人工知能によってWebサイトの解析や分析をして、改善を提案してくれるWebサービスです。有料版と無料版があり、無料版では月100万PVまで利用できます。
「Juicer」の分析機能はGoogle Analyticsと連携して行うので、Google Analyticsを利用している必要があります。
「Juicer」を導入する
登録する
「Juicer」を導入するには登録を行う必要があります。Googleにログインしている状態で、トップページにある「無料で利用する」のボタンをクリックします。
Googleのアカウントが表示されるので、「Juicer」を利用するアカウントを選択します。
「Juicer」が許可のリクエストを求めてくるので内容を確認し、「許可」ボタンをクリックします。
各種情報を入力します。
「Juicer」が情報を提供してくれるので、興味があるカテゴリを選択(複数可)します。
選択したGoogleアカウントで利用しているサイトが表示されるので、「Juicer」を利用するサイトを選択し、「確認画面に進む」ボタンをクリックします。
入力した内容を確認し、「この内容で登録する」ボタンをクリックします。
登録が完了します。
登録が完了したあとログインし、「Juicer」のサイト管理の一覧ページに行きます。
ログインする
サイトの上部右側にある「ログイン」ボタンをクリックします。
ログイン画面に遷移するので、登録した情報を入力してログインします。
登録して間もない場合は「処理中」の旨が表示されるので待ちます。私の場合は30分ほどで処理が終了しました。
Analyticsとの連携処理が終了すると、「結果を見る」というボタンに変わります。クリックすると解析結果を見ることができます。
タグを挿入する
全ての機能を利用するには、サイトにタグを挿入する必要があります。サイト管理の一覧ページから、「結果を見る」のボタンをクリックしてダッシュボードに行くと、リアルタイムアクセスの表示部分に「Juicerタグはこちら」、というボタンがあるのでクリックします。
埋め込みタグのページに遷移するので、「タグをコピーする」のボタンをクリックして、利用するWebサイトの全ページ共通で表示される「</head>」の直前に貼りつけます。
埋め込んだタグを「Juicer」が認識して、対象の機能が利用できるようになるまで、最大24時間程度かかるので待ちます。
「Juicer」の解析・分析・改善
見やすい解析結果
ダッシュボードでは「スマートフォン」別、「PC」別、その両方を合計した「すべて」で、PVなどの解析結果を「日」、「週」、「月」別で確認することができます。
Google Analyticsよりもかなり見やすいと感じました。
訪問ユーザーを分析
「Juicer」のタグを埋め込むと、画像やアニメーションで訪問ユーザーを分析してくれます。
当然ですが、画像はあくまでもイメージで、実際に訪問しているユーザーではないようです。
コンバージョンを設定している場合、ユーザーを属性・状況別に分類してくれます。
また、サイト訪問ユーザーの企業名が取得できた場合、一覧で表示されます。
改善を提案してくれる
高い改善効果が見込めるページがある場合、URLと共に知らせてくれるので、「今すぐ改善を行う」ボタンをクリックします。
改善ページに遷移するので、下部にある「改善機能を利用する」ボタンをクリックします。
改善機能の利用申請を受け付けた旨の表示がされます。
利用に30分ほどかかるので待ちます。
A/Bテストを設定する
登録
改善機能の利用準備が出来た後、ページ上部にある「改善する」タブをクリックして、A/Bテストの設定ページに行きます。
A/Bテストの条件が表示されるので確認し、「新しくA/Bテストを行う」ボタンをクリックします。
アクセスの多いページが上位3ページで表示されます。表示されているページ、またはテストを行いたいページのURLを追加して選択します。
テストをするために選択したページが表示されます。
画像の入れ替え、テキストの変更など、様々な設定でテストができます。テキストを変更する場合は、一塊の段落を選択します。
変更する要素を選択するとエディタが開くので、設定を行います。ここではテキストの一部分を太文字に変更しています。「登録して次へすすむ」ボタンをクリックすると、確認画面に遷移します。
確認画面ではオリジナルと変更した部分を比較し、プレビューすることができます。
「テスト名の登録へ」ボタンをクリックすると、登録画面に遷移します。
テスト登録画面でテスト名を入力し、「開始する」ボタンをクリックします。
登録内容を確認
改善ページに行くと、テストしている内容や状況を確認することができます。
反映を確認
変更した実際のペ-ジに行くと、設定した内容が反映されています。
ソースを見てみると太文字になるスタイルが付与されています。
まとめ
- 「Juicer」は人工知能によってWebサイトの解析や分析をして、改善を提案してくれるWebサービス。
- 有料版と無料版があり、無料版では月100万PVまで利用できる。
- 画面が見やすい。
- 改善点を提案してくれる。
「Juicer」は全体的にGoogle Analyticsよりも見やすいと感じました。Google Analyticsは高機能でやれることも多い分、使いこなすには知識を必要とします。「Juicer」は操作が簡単で、初心者向きの解析サービスだと思います。サイトの改善点なども提案してくれるので、気になった方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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