先日ツイッターを見ていたところ、株式会社LIGという代表のあいさつページがとてもユニークで、面白いというツイートが流れてきたので覗いてみました。
内容はとてもおもしろく、何度見ても笑いを誘ったのでご紹介いたします。
「株式会社LIG」とは
本題に入る前に「株式会社LIG」について軽く触れておきます。
「株式会社LIG」は東京都の台東区にあるWeb制作会社で、オウンドメディアに定評があります。Webに携わっている人で知らない人はほとんどいないでしょう。
内容もおもしろく、たまに変な企画をやるお茶目な会社です。ただ、実力は高く、サイトのデザインやコンテンツを見ていると引き込まれるものがあります。
株式会社LIGの第8期 代表あいさつ
さて、ここで本題の代表あいさつについてご紹介します。代表取締役である岩上 貴洋氏の「第8期 代表あいさつ」は下記のように掲載されています。
真のエクセレント・カンパニーを目指して
今、IT業界は革命の時代に突入しています。
2000年初頭に起こったパラダイムシフトにより様々なキャズムが取り払われ、各社のコアコンピタンスがコモディティ化された結果、先の見えない不況が我々の眼前に覆いかぶさってきています。LIGは自社の強みでもあるファクトベースにおけるブルーオーシャン戦略、いわゆるボトルネックを排除したベネフィット創出事業にフルコミットする事で、安定的な成長を続けています。
ソーシャル・ネットワーキングのカリスマ
今では誰もがSNSを利用しています。
我々のアセットでもあるナレッジ化されたコンテンツ・マーケティング戦略は、更にドライブさせる事で世の中に多様なインパクトを与えられると信じています。さらに社員ひとりひとりがポリバレントプレーヤーとして活躍する事により確立されたリスクヘッジメソッドは、他業種とのアライアンスを積極的に結ぶ事で効率化を図り、いずれ社会におけるデファクトスタンダードとなっていくと確信しています。
これが我々のリアルです
LIGにおけるリアルとは?
それは限りなくフリーダムでアジャイル、そしてイノベーティブなものだと考えています。シュリンクされたバジェットをどのようなスキームで獲得していくのか、そのオポチュニティマネージメントこそが鍵です。挑戦を続ける事によりPDCAを回し、常にイニシアチブを取りながらインタラクティブに物事を考え、オーソライズしていく。LIGのリアルとはそういった想いの先にあるものなのです。ジャストアイデアですが。
強烈です。
お分かりになりましたでしょうか。
これでもかといわんばかりにビジネス用語を多用しています。
始めの二行までは意識高い!と思いつつ読んでいたのですが、「コアコンピタンスがコモディティ化」で吹き出しそうになり、「ベネフィット創出事業にフルコミットする」で笑いだしてしまいました。
さらに、「それは限りなくフリーダムでアジャイル」でしにそうになり、最後の「ジャストアイデアですが。」で止めを刺されました。
代表のとてもさわやかな笑顔の画像といっしょに読むと、より一層強烈さを味わうことができます。
代表あいさつをエンターテインメントとする
あまりの代表あいさつの強烈さに、下記のようなツイートも出てきました。
さっきのRT画像を友達に見せたら、「画像をルー大柴に変えたらしっくりくると思う」って言われたからやってみた。 pic.twitter.com/8yEUNchPio
— ランアノキリコ-人造天使計画 (@flockincraws) 2016, 1月 22
さらに
@flockincraws FF外からすみません、雑なんですが文読んだ時これしか思いつかなくて……(´•_•`) pic.twitter.com/DovyNhoEV9
— ω超健全シャドウω (@shadownpi) 2016, 1月 22
代表の代わりに差し込まれている人物がわかる人で、このツイートを見て笑わない人はいないでしょう。
まとめ
- 「株式会社LIG」は東京都の台東区にあるWeb制作会社。
- 変な企画をたまにやるが、実力は高い。
- 「第8期 代表あいさつ」はやたらビジネス用語が使われている。
- 現在「第8期 代表あいさつ」がエンターテイメント化されている。
間違いなく今回の「第8期 代表あいさつ」は、狙ってやっていると思われます。
こういったことができる会社はLIGくらいでしょう。代表あいさつを一個のコンテンツとするとはやられました。
今後もLIGからは目が離せませんね。
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