以前にVRの体験入門用としてOculus Goを購入してよかったので、今度はバーチャル空間で動けるOculus Questを買ってみました。
Oculus Quest
内容物はヘッドセット、安全確認などの保証マニュアル、取扱説明書、USB Type-Cケーブル、USB Type-C用ACアダプタ、コントローラー用単3電池2個、メガネスペーサーとなります。
ヘッドセットの底面右側に音量調整ボタン、左側にIPD調整のスライダーがあります。
フェイス部分はクッションとヘッドストラップがついています。
2機のTouchコントローラーでGoではできなかったVR空間内でものをつかむ、放す、ボタンを押すなどの動作ができます。
サイズ | 193×222×105mm |
重量 | 571g |
OS | Androidベース |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 835 |
解像度とパネル | 1600×1440×2枚、ペンタイルOLED(有機EL) |
IPD調整 | 有り(左右レンズの間隔調整可能) |
リフレッシュレート | 72Hz |
モーショントラッキング | 6DoF インサイドアウト方式 |
容量 | 64GB/128GB |
SDカードスロット | 無し |
オーディオ | ヘッドセット内蔵スピーカー 3.5mmのオーディオジャック |
バッテリー駆動時間 | 約2時間~3時間(負荷によって異なる) |
付属品 | oculus touch コントローラー×2 |
価格(64GB) | 399ドル(49800円) |
価格(128GB) | 499ドル(62800円) |
通信機能 | ワイヤレスLAN(IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠) Bluetooth USB Type-C |
発売日 | 2019年5月21日 |
Oculus Questを設定する
アプリをスマホの端末にダウンロードし、ヘッドセットのペアリングを行います。アプリにログインするにはFacebookのアカウントが必要となります。ペアリングを進めていくなかで、ヘッドセットの右下に記載された5桁のコードを入力する画面があるのですが、この5桁のコードはリアルのヘッドセットではなく、VR空間の中の右隅下に表示されているので注意しましょう。
使ってみた感想
Oculus QuestはGoと同じでスピーカー内蔵、基本スタンドアロンの無線なので、自由度が高いです。Goと違うところはコントローラーでVR空間内の物をつかんだり、ボタンを押したり、移動してオブジェクトに近づいたりすることができる点です。
また、白黒ですがヘッドセットをかぶったまま部屋の中を見渡せ、ガーディアンシステムという機能で部屋の中で動き回れる範囲を自分で指定して、障害物にぶつからないようにしっかりと移動スペースを設定することができます。
試しに無料のガンシューティングやダンスゲームをプレイしてみたのですが、コントローラーで銃撃戦をしたり、ダンス相手の手をとって踊ったり、移動して体自体を回転など出来たのが新鮮でした。
Dropboxなどのクラウドストレージでデータのやり取りをする方には必要はないのですが、Oculus QuestのケーブルはUSB Type-Cなので、Type-Cのコネクタがないパソコンと接続してデータのやり取りをする場合は、下記のような変換ケーブルが必要となります。
まとめ
- Oculus Questはバーチャル空間で動ける一体型のスタンドアロン。
- ヘッドセットをペアリングさせるにはアプリをスマホにインストールして設定をする必要がある。
- コントローラーでVR空間内の物をつかんだり、ボタンを押したり、移動してオブジェクトに近づいたりすることができる。
- ヘッドセットをかぶったまま部屋の中を見渡せる。
- ガーディアンシステムという機能で部屋の中の移動範囲を設定できる。
数時間ほどプレイしたのですが、QuestはGoとは比較にならないほどVR空間を満喫できるヘッドセットだと思います。VR空間内で物に触れたり移動できるのは想像以上に未来を感じさせてくれます。価格的には64GBで49800円ほどと、決して手が届かない製品ではないので、おすすめできるヘッドセットです。
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